熟大メイトは、歩行時の運動エネルギー計測機能、持久力推定機能、筋力推定機能を備えているスグレモノです。
熟大メイトで個人の持久力を推定すれば、個人の目標運動負荷(速歩時の速さ)が熟大メイトに設定できます。
熟年体育大学リサーチセンターでは、この目標運動負荷を超えるときの歩行速度を、速歩と呼んでいます。日々のインターバル速歩は、熟大メイトを腰に装着し、運動エネルギー計測しながら、速歩時間ができるだけ多くなるように実施します。蓄積した歩行データは、インターネットを経由して、e-ヘルスプロモーションシステムに転送します。
熟大メイトに記録された各種のデータは、どう活かされるのでしょうか。それが、受講生と熟年体育大学リサーチセンターをインターネットで結ぶ「e-ヘルスプロモーションシステム」です。
e-ヘルスプロモーションシステムは、熟大メイトのデータを始め、血圧、体重、体脂肪、血液検査値、食事、メンタル質問結果などの健康データを管理します。
e-ヘルスプロモーションシステムで
管理されるデータ(システムの表示画面例)
それから、それらのデータを自動分析し、簡易なアドバイスを表示します。担当の健康推進コーディネータや保健師からのアドバイスも表示されます。
熟大メイトは個人用ですので、通常、熟大メイト1台につき1名分の専用ページをe-ヘルスプロモーションシステム上で作成しています。その個人専用ページですべてのデータが管理され、全国何処にいてもインターネットによる遠隔指導を受けることができます。
熟大メイトから出力されるデータ
(パソコンからのプリント例)
カバーを開いて電源ボタン(赤色)を長押し(約2秒)して、電源を入れます。
トレーニングモードになっていないときは、モードボタン(黄色)を1回か2回押してトレーニングモードにします。
スタート/ストップボタン(青色)を1秒以上押します。「ピッピッピッピー」と音が鳴り、画面に<記録中>と表示されます。
熟大メイト上部のLED(発光ダイオード)の点滅を確認して下さい。点滅していればインターバル速歩を記録中です。
カバーを閉じて、腰の斜め前(左右どちらかの脚の延長線上)に装着します。熟大メイト裏面のクリップでベルトやズボンのゴムを挟みます。万が一の落下防止のためストラップをお使い下さい。
「ゆっくり歩き」と「さっさか歩き」を繰り返します。速く歩くときは祝福音を目指して歩きましょう。
測定が終了すると、速歩時間(目標レベルを超えた時間)と、総消費カロリー、総歩数が表示されます。
速歩が終了したら、モードボタン(黄色)を押して、歩数計モードにして記録を続けることができます。
電源を切る場合は電源ボタン(赤色)を長押しします。
熟大メイトを使わないときは、ゴム製のカバーをあけ、ACアダプタに接続して充電しておきます。
熟大メイト上部のLED(発光ダイオード)の点滅を確認して下さい。点滅していればインターバル速歩を記録中です。
熟大メイトは通常使用で約60日分のデータを記録できます。それ以上のデータは記録することができません。1ヶ月に1度は各拠点でデータ転送をおこなって、熟大メイトの中のデータを空にして下さい。
1回の測定時間は最大24時間までです。スタート/ストップボタンを押してから24時間経過すると自動的に計測を終了します。また、計測終了後3分経過すると自動的に電源が切れます。